どうも中川です。
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突然ですが、「ロストバゲージ」の経験したことありますか?
私はドイツから日本行きで2度経験しました。
海外旅行経験者なら、もしかしたら一度は経験したことはあるのではないでしょうか?
飛行機を降りて、さぁ行こう!というときに「荷物が出てこない・荷物がない」という悲しい現実を。
実際に経由便を利用してる場合はロストバゲージは起きることがあります。
もしあなたがその状況になったとき何をすべきなのかをメインに今回は書いていきます。
経由便を利用している以上、リスクはあります。
大まかな流れだけでも知識として入れておけば、緊急時に適切な行動がとれます。
明日は我が身と思って読んでいただけたら嬉しいです。
この手順はドイツだけでなくどの国も共通しています。
- 海外旅行をする方、これから考えてる方
- ロストバゲージを知らない方
- 実際になった場合の対処法を知らない方
ロストバゲージはなぜ起こるの?
荷物の積み忘れ・遅れ
そもそもなぜロストバゲージは起こるのか?
結論から言うと、乗り継ぎ便を利用する際に、トランジェット(乗り継ぎ)時間が短いのが起きる要因となっています。
一番多いパターンがこれにあたります。
預けた荷物を経由便に移し替えるのが間に合わず、荷物は目的地に行かず経由地のまま、自分だけが目的地の空港に行ってしまうことです。
この場合は、荷物が失くなってはいないので基本次の便で運ばれてきます。
だいたい次の日には手元に届くのですが、繁忙時期や1日に1本しか飛んでないなど便数がない場合は、数日かかることもあるので注意が必要です。
しかし、実はこのことを「ロストバゲージ」と言わず、「ディレイドバゲージ」と言います。
定義
- ディレイドバゲージ:航空機が目的に到着してから6時間を過ぎた場合
- ロストバゲージ:航空機が目的地に到着してから48時間を過ぎたの場合 (その後手元に届いたとしても)
→※上記二つの違いで、航空会社または入会している保険からの補償に違いが出てきます。
→ 少しでもロストバゲージを回避するため、できるだけ乗り継ぎ時間に余裕があるフライトを選びましょう。※出発地でもカウンターに時間ギリギリに駆け込んだ際、日本では荷物の受け取りをしてくれるかと思いますが、海外では、時間をすぎるとそもそもカウンターがしまったり、荷物を受け取ってくれない場合があります。
最低1時間前にはチェックインすることをオススメします。
※ごくたまにタグの発行ミスで、ロストバゲージになる事例もあります。
基本これは起きることはないですが、お荷物用の半券をもらった際は行き先と便名を確認しましょう。
事前の対策
1 「航空機寄託手荷物遅延」が付帯されている海外旅行保険に入る
「航空機寄託手荷物遅延」が付帯されていれば、遅延やロストバゲージした際に補償されます。
海外保険を選ぶならここから選べます。
急遽、海外出張や旅行決まった方にはオススメだよ!
2 貴重品は手荷物に入れておく
現金や携帯はお預け荷物に入れることはないと思いますが、その他、高価な物はもしもの為に、手荷物に入れておいたほうがいいです。
海外旅行するならWIFIは忘れず!
緊急時にWIFIがないと連絡ができなかったりと色々と大変です。
海外で利用可能なWIFIをピックアップしているので、ご自分のプランに合うものを選びましょう!
もしロストバゲージ(ロスバケ)にあったらする3つの手順
3つの手順
1 航空券と荷物用の半券をもって、ロスバケ用のカウンターへ
もし場所がわからない場合は、近くの係員に聞きましょう。
この2つがないと、本人確認も含めかなり時間がかかってしまいますので、失くさないよう注意が必要です。
すぐ出せるように事前に準備しておくとスムーズにいけます。
2 カウンターに着いたら、ロストバゲージした旨を伝える
ロストバゲージはレアなケースではないので、スタッフが迅速に対応してくれます。
この時に対応した人の名前、連絡先も念のため聞いておいてください。
※もし、後で問題になった際に、誰に対応してもらいましたか?と聞かれることがあります。
3 紛失証明書発行
カウンターで紛失証明書に必要事項を記入。
- フライト便名
- 名前・住所
- チケット番号
- パスポート番号
- 滞在先の住所
- スーツケースの特徴 など
※事前にスーツケースの写真や滞在先のホテル住所・電話番号などはメモしておくと何かあった時に役立ちます。
《受け取り方法》
ほとんどの場合は滞在中に見つかるのでホテルまで配送してもらえます。
紛失証明書に記載する際、「ホテル名」「住所」に誤りのないように十分注意して記入しましょう。
ただし、航空会社によっては空港まで取りに来てと言われてしまう場合もあります。
また、もし、滞在中に見つからない場合、帰国後に日本まで送ってもらわないと行けない場合もあります。
※全く届かない場合(48時間以上)は航空会社に直接問い合わせる必要があります。
豆知識
実は今どこに自分の荷物があるのか自分で確認することができます。
カウンターで紛失証明書をもらうのですが、それに追跡番号の記載があります。
それを下記サイトで追跡がか可能となります。
- Trace your Baggage Hier をクリック
- Reference番号(カウンターでもらう追跡番号)
- Name(名前) この2つを入力
※その他、各航空会社のホームページでも追跡が可能です。
まとめ
《対応》
- 航空券と荷物用の半券をもって、ロスバケ用のカウンターへ
- カウンターで紛失証明書発行
-
《対策》
- 「航空機寄託手荷物遅延」が付帯されている海外旅行保険に入る
- トランジェットに余裕がある便を選ぶ
格安航空券は経由便が多いです。経由便を選ぶ以上、旅行する上でロストバケージは起こりうる現象です。
「自分は絶対にそんな目にあわないから大丈夫」だと、あぐらをかいていると実際になった時、頭が真っ白になって何もできなくなります。
明日は我が身と思って、事前に軽く知識として「確かまず、どこかのカウンターで申請するんだっけ」くらいの触りさえ覚えておけば後はなんとかなります。
大事なのは大まかな流れをつかむことです。
オススメとしてはトランジェットの時間に余裕がある便ですが、早く現地につきたい気持ちはよくわかります。
わたしも旅行する時はなるべくトランジェットが短い便を選びます。
ただし、短い便を選ぶとそれなりにリスクがあることは覚えておいてください。
今回最後まで読んでくれた方は間違いなく知識として頭に入っているので、もしロスバケしても大丈夫です笑