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【コロナで海外サッカー留学できない方へ】  〜今後の選択肢〜 サッカー留学するリスクとは?

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Guten Tag,

 

どうもナカガワです。

コロナの影響で海外サッカー留学を断念せざる終えなくなった選手が多くいらしゃると思います。

今回、進路に悩む方の参考になればと思い記事にしました。

私もなんども両親とはぶつかって、話し合い、わがままを許してもらって海外留学へ行く決断をしました。

  • 高校3年生で進路に悩む方
  • 大学在籍で海外留学を考えている方

留学しようか迷っている方にはぜひ読んでほしい記事となってます。

渡航制限解除までもう少し!!

徐々に渡航制限解除になり、ほとんどの留学生は今後どういった選択をすべきか迷う時期かと思います。

海外へ行けるまで待つ?大学進学?社会人リーグで経験を積む?

 

生憎のコロナですぐ行ける国いけない国があるので、現状、留学できる国は限られてきます。

ヨーロッパではイタリアやスペインはすでに入国の制限が解除されているようで留学生の受け入れを始めているようです。※ドイツはあと少しのところまできてます。

 

ですが、オフィシャルの夏のヨーロッパ移籍期間の期限が迫ってきており、どこかで所属していた場合は期限をすぎると契約ができません。

無所属のフリートランスファー状態であれば、移籍期間外でも契約はできますが、時期が遅れれば、チームの規定のメンバー枠が埋まるため契約は難しくなります。

※次の冬の市場期間は2021年1月となります。

海外行けるまで待つ?大学進学?社会人リーグ? 

結論から言うと、結局どれを選択しても正解です。

当たり前ですが、成功さえすれば、どれを選択しても正解になるという意味です。

しかし、誰もが必ず成功を手に入れることはできませんし、それを叶えることができるのはほんの一握りです。

そのため、成功を目指す上には必ずリスクが伴なうことも知っておかなければいけません。

高校3年生

高校3年生はサッカー人生で一番大きな選択を迫られる時期です。

この時期は一番、両親とぶつかることが多いと思います。

現実的に大学進学を望む両親、理想と夢を求めて海外に出たい/日本の社会人リーグでプレーしてJ入りを目指したい意見の不一致から摩擦が起きやすくなります。

海外に出るならベストなタイミング

海外では18歳未満の国際移籍が禁止されています。※例外はあります。

つまり日本国籍がある以上、18歳までは海外移籍はできません。

 

その前に海外に出てもチームには所属はできても公式戦には出れません。

海外の経験値は積めますが、公式戦に出れなければ日本でコンスタントに試合に出てる方がよっぽどいい経験を積めます。

行動するなら18歳になったこの時期が移籍可能な最速のタイミングとなります。

 

※未成年の移籍に関してはこちらのブログをご確認ください。

https://web.ultra-soccer.jp/index/index/c/Transfer/id/page_5

早生まれはなお有利

日本では1994年生まれでも早生まれの場合は1993年代として扱われます。

しかし、海外では1994年は1994年として扱われるので、つまり高校卒業しても、早生まれであればもう一年ユースカテゴリーでプレーできることになります。

 

現在、高校3年生(または卒業して大学1年の歳)で早生まれであれば、海外に行けばU-19のユースカテゴリーか社会人リーグの2択から選ぶことができます。

 

選択肢が増えるだけでなく、ユースカテゴリーからトップリーグに引き抜きを行うことも多く、結果次第ではいきなりのプロリーグに飛び級するチャンスも広がります。

 

私も早生まれでブンデスユース1部リーグからスタートしてます。

大学途中から海外に行きたい

海外に出るなら早いにこしたことはないです。

しかし、いきなり退学して海外に行くのはリスクが高すぎるので、はじめは夏休み期間の短期留学や休学を利用して来ることをおすすめします。

海外経験したのち、プロになって上で活躍できるプロセスや想像ができたのであれば、本格的に始動すべきです。

 

実際に私も入学してすぐ2年は休学、その後は自主退学してます。

留学の裏にはリスクが潜んでいる

海外留学は早ければ早いほど、チャンスは広がるのは確かです。

しかし、そこには必ずリスクが伴っていることを考えなければいけません。

事前に準備しておかないと本当に路頭に迷います。

 

リスクって?

ここでいうリスクは第2キャリアの話です。

サッカー人生は本当に短いのが現実です。もちろん長くプレーしている方は稀にいますが、基本は数年で引退します。

「短いサッカー人生で一生分と言われているお金を稼ぐ自信はありますか?」

第2キャリアの現実

高卒/大学中退して海外へ出て、特に結果も出せず日本に帰り、大変な思いをしている選手を見てきました。

日本でも現在スポーツ選手の第2キャリアが問題視されてきています。

 

就職難と言われている世の中で、海外に飛び出たはいいけど、何も収穫なく帰国した時は余計に路頭に迷います。

留学生の中には大学2年生や3年生で退学して海外来る選手も多くいます。

 

それはかなりもったいなと私は思いました。

実際に大学2年間休学して退学し、大怪我を繰り返し、引退後は結局高卒扱いになり、就職にはかなり苦労した経験があるので、もし大学を卒業できるのであれば、卒業することはオススメします。

 

大卒の資格は少なからず、第2キャリアの幅に大きく関わります。

 

卒業単位をほとんど取得済みで卒業まで待つだけであったり、就職のコネクションを多く持っているのであれば、問題はないですが、「現在何もない」そんな方は、事前に何かしらの準備は必要です。

 

準備の一つとして最低限度の基礎学力はしっかりと勉強しましょう。

最近では「世の中学歴は関係ない!」と言われてますが、なんだかんだ学歴社会です。

高卒と大卒では見られかたも違いますし、給料や昇給にも違いが出てきます。

 

「じゃ、起業したらいいじゃん!」と言う方がいいますが、そもそも能力がなければ起業はできません。

たとえ自分で起業するにしろ、誰もが認める実績があれば話が別ですが、起業してすぐ結果が出ることはなく、支援や企業に依頼をしても無名の高卒ではやはり信頼はされにくいです。

 

私もそうでしたが、留学すると決めた時はほんとうに成功している自分しか見えてなくて、リスクは2の次で考えたりはしなかったです。

 

サッカー人生には必ず終わりがきます。

いつ来るかは予想はできない中で、いつ来てもいいような準備を現役の時やむしろその前の段階から進めていかないと、後々本当に路頭に迷います。

 

私も多くの大怪我をし、最終的に膝の怪我でサッカーから社会人への道を歩むことを決断しました。

最初は何も資格もない高卒の私に何ができるのだろうかと考える時期があり、悩んだこともあります。

 

海外で生活するには何をするにもビザがマストで、ビザをもらうには規定以上の給料が必要となります。

日本に帰ればビザの制限がないのでいろいろバイトをすれば食いつなぐことはできますが、海外は就労可能なビザがなければ仕事やバイトすらも簡単にはできません。

 

そして給料をもらうためには会社に勤めることが必要ですが、会社に入るには何かしらの資格(大卒)やあなただけの強みが大切になってきます。

もしあなたが経営者だとして、スポーツしかしてこなかった高卒の方より大学で専門的な知識を学んだ人材の方が安心して採用できますよね。

 

私は中高としっかりとした学校で高等教育を学び、海外経験の長さと人とは違った経験してきたという強みがあったので、高卒ながらも無事社会人になれました。

 

成功の基準は? 

成功の基準は個人の目標設定なので一概には言えません。

サッカーだけで生活できなくてもプロリーグに所属していればプロサッカー選手として世には発信されます。

成功には様々な考え方があり、例えば、「どんな形でもプロになれば成功(給料が少なくても)〕」の人もいれば、「サッカーで一生分を稼ぐこと」などあります。

 

私が思う本当の成功とは、一生分のお金をサッカーで稼ぐことを意味します。

 

厳しいこと言いますが、人生をサッカーに捧げてきて、最終的にそれが対価としてお金を稼ぐことができなければそれは失敗となります。

それでいうと私も残念ながら失敗です。

 

幸せにお金は必要ないという言葉はありますが、お金で幸せにできることはたくさんあります。

お金を稼ぐ理由って自分のためだけでなく誰か幸せにすることであり、またそれが大きな原動力だと思います。

親孝行もできますし、旅行や美味しい食べ物を一緒に味わい幸せを共有することができます。

 

プロになることがゴールになってませんか?

 

サッカー選手になることが「夢」です。

 

これはサッカー小僧であれば誰もが持つ夢ですよね。

ですが、大事なことはプロになった後のことも人生のプランニングの一つとして考えることで、リスクを分散させることができます。

 

プロになることをゴールにしているのであれば、国や条件を気にしなければそう難しくはないです。

プロとしてプレーし続けて、一生分のお金を稼ぎ出すことが本当に難しいんです。

 

まとめ

進路に迷っている方は大学進学、海外留学、社会人リーグからJへ、どの選択肢も正解です。

結局のところは成功すればすべて正解になります。

成功を目指すには必ず何かを犠牲できる勇気と、リスクを恐れない行動力が必要になります。

 

ただ、ずっと目の前のことだけしか見えていないといつか行き詰まり、必ず後悔する日がきます。人生はそんなに甘くはないです。

一生懸命目の前のことを取り組みつつ、「今何をすべきか」「これから何をすべきか」をしっかり考えて、将来サッカー人生を終えた後でも苦労しない人生プランニングをすることを今の高校生を含め、これから海外で挑戦する選手には考えて欲しいです。

 

私は現役からは退きましたが、これからのヨーロッパ(特にドイツで)での日本人の活躍を楽しみしてます。

いつか何かしらの形でドイツに来る選手のサポートができたらと思ってます。

 

私がドイツで留学1年目ドイツのユースでプレーしていた頃のインタビューがこの本に少しだけ記されてます。

私のインタビュー内容だけでなく世界各国の留学情報や各国のサッカー実態を学ぶことができます。

7年前とかの出版になるので今書店は取り扱いはないですが、アマゾンで購入できます。

もし興味がある方はこちらご購入いただけたらと思います。

もうひとつの海外組 ~年間400名が挑戦する“欧州サッカー留学"の教科書~

 

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それでは!

CAIO

ナカガワ

 

 

 

 

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