旅行先で日本の充電器が使えるのか気になりますよね。
今回はこの問題を解消していこうと思います。
旅行慣れしている方は、知識や経験があるのですでに知っているかと思いますが、意外とこの充電器のご質問を受けることがあります。
ドイツに限らず、旅行先で「これ使えない、、、」とならないようにしっかりと事前にその国々の情報を入手しましょう。
これを読めば、旅先の充電問題、変圧器は実はいらないということがわかります。
プラグの形と電圧
日本のプラグと電圧
日本のプラグの種類は、Aタイプです。
細長い切れ目が縦に2本並んでいるものです。
日本の電圧は一般家庭で使われるのは100Vですが、
海外の電圧は大体それより高いと言われています。
ドイツのプラグと電圧
ドイツなどヨーロッパのプラグはこの図のような丸い穴が2つ付いているCタイプ(一部SEタイプ)が主流です。
そして、ドイツの電圧は220~230Vと高いので、
日本の電化製品を現地で使う時には変圧器が必要になります。
変圧器をつけずに、そのまま変換プラグを付けて差し込んで使用すると、
ショートして壊れる可能性があるので注意が必要です。
旅行先の電圧の確認方法は簡単
- インターネットで、例えば「ドイツ(国名)電圧」で検索
- ガイドブックを購入
変圧器のタイプ
変圧器には実は3種類あります。
- 高い電圧から低い電圧に変換するもの(100Vに下げる)「ダウントランス」
- 低い電圧から高い電圧に変換するもの「アップトランス 」
- また両方に対応した電圧の上げ・下げ、両方が出来る変圧器を「アップダウントランス」
日本の100Vの電化製品を海外で使用する場合は「ダウントランス」の変圧器が必要です。
変圧器があっても使えない電化製品がある
変圧器には「定格容量」という対応できる電気量がもともとあり、この容量を超えて海外で使用すると、電化製品から煙が出たり、火災・破損の原因となります。
これにはW(ワット数)が関わっているそうです。
宿泊先で日本から持参した電化製品の注意点
ドライヤーの利用
旅行先で一番使いたい電化製品といえば、ドライヤーではないでしょうか?
ですが、実は一番注意が必要なのはこの持参のドライヤーを使う時です。
まず、ドライヤーは高い電圧を使うため、
使用にはそれに合わせた高い電圧の対応の変圧器を購入しなければいけません。
これが実はなかなか高価です。
また、変圧器を購入した場合でも、
Wが合ってなければ熱風がでないので購入の際には注意が必要です。
実は変圧器なしでドライヤーを使える方法があります。
それが下記のような「海外対応ドライヤー」です。
できるだけ軽くコンパクトなモノがおすすめです。海外旅行では荷物が少ない方が何かと便利なので、折りたたみ式など軽量でスマートに収納できるものにしましょう。
この商品はドイツで使用可能なCタイプの変換アダプターが付いているので、別途購入の手間も省けます。
現地でも簡易的な物であれば15ユーロ弱ほど〜購入が可能ですので、絶対に日本製の物でないとダメいう方でなければ、ホテルのドライヤーまたは現地で簡易ドライヤーを購入がいいと思います。
《ドラッグストア》※ここで買うのが一番安い (旅行用の小さい物が売っている)
- DM
- Rossmann
《電気屋さん》
- Saturn
- Media Markt
ドライヤー以外の電化製品の使用
- 携帯
- カメラ
- パソコン
この3つであれば、充電器のほとんどが今では海外対応となっています。
電圧が海外対応かどうかを調べるには
充電器もしくはコードの近くに電圧がAC100-240Vと書いてあれば、海外対応です。
もし変換プラグを忘れたら・・・
現地に着いてトランク開けたら、、、
1 まずは宿泊先のホテルで変換器の貸し出しがないか確認
- 貸し出し料金を確認(無料か有料か)
- デポジットの確認(ある場合はチェックアウト時忘れずに返金してもらいましょう)
個数に限りがあるため、これをあてにしていくと数が足りなくて借りられなかったという状況にもなりえます。ホテルへ事前に確認しても貸し出しの確約はできないことが多いです。
ホテルの備品ですので、紛失・故障の際は問題になるので、自分で持って行ったほうがいいです。
2 ホテルでの貸し出しがない場合は大型電気屋さんで購入
大型の電気屋さんであれば変換プラグは売ってます。
- Saturn
- Media Markt
※大都市であれば、駅内のキオスクで購入できると思います。
まとめ
- 旅行先のプラグ情報を調べる
- 旅行先の電圧を「ドイツ(国名)電圧」で検索
- Cタイプの変換プラグを購入
- 海外対応のドライヤーを購入
- 変換プラグを忘れた場合は、滞在先ホテルのレセプションに問い合わせる