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ドイツに旅行するなら、チップ制度を理解しないと危ない!
日本ではレストランやカフェを利用した際にはチップを支払う習慣はありませんが、多くの海外では当たり前とされています。
ウェイターの方はむしろチップで生計を立てていると入ってもいいほど、かなり重要なことです。
チップとは「サービスに対しての感謝や気遣い」です。
長く住んでいてもレストランやカフェを利用した際にチップの支払いに少し手まどいます。
実際に私ならどう支払っているのかを紹介してます。
ドイツに旅行を考えている方や、ドイツ生活をスタートした方はぜひ参考にしてみてください。
- どういう場面でチップを払うべきなのか
- どれくらいチップを払っているのか(相場)
- チップを払うときはどうするのか
チップを支払う場面
ドイツのチップ(Trinkgeld)の基本知識
ドイツでチップを払う場面はレストランやカフェやタクシー・ホテル等がありますが、生活する上で一番多いのはレストランやカフェだと思います。
よくホテルで払うみたいなことを聞いたり、記事を見たりしますが私自身あまり支払った経験はありません。
それなりの高級ホテルであれば、稀に1-2EURを置いていくことはありますが、1泊程度であれば払ってません。
ただ長期滞在の場合はビジネスホテルでも気持程度置いていくことはあります。
※ポーターがいるような高級ホテルで部屋まで荷物を運んでもらう場合はチップを払うとスマートです。
レストランやカフェでチップを支払わないと、ウェイターの方に失礼になることがあったり、ウェイターの方が接客に問題があったのかと心配する方もいます。
※場合によっては嫌な顔をされることがあります。
ですが、必ずしも毎度いい接客だとは限りません。
私の経験上、多くの接客態度は日本のような丁寧なものではなく正直雑なことが多いです。
もちろんどんな接客であろうが、チップを支払ってますが、支払うチップの料金は当たり前ですが変えてます。
次のテーマで一体どれくらい払うのが通常なのかを紹介しますが、チップはサービスに対してのいわゆるお礼です。
当たり前ですが、いいサービスには多く払いたいと思いますし、悪いサービスに対しては払う気になりませんよね。
- レストランやカフェで一番チップを支払うことが多い
- 必ずホテルで支払う必要はない
- いいサービスでなければ、わざわざ多めにチップを支払う必要はない
チップの相場
ドイツのチップの相場は下記となります。
- レストランやカフェは合計金額から10%が基本、100EURを超える場合は5%
- タクシー運転手に対して10%
- ホテル:トランクを運ぶ人には1-2EUR/個、ルームサービスには2-5EUR、ハウスキーパーには1-2EUR/日
チップを払う必要のないところ
必ずレストランに入ればチップを払わなければいけないということではなく、例えばマクドナルドなどのファストフード、立ち食いするようなお店など接客を受けないお店に対してはわざわざチップを支払う必要はないです。
海外行ったからどこでもチップを支払うということではなく、ウェイターがいて席に座り接客を受けるような場合にチップを支払えば良いです。
チップというのはいわゆる感謝やそのサービスに対するお礼だからです。
チップは絶対10%!?
大前提として、必ず合計金額から10%支払わないとと思う必要はありません。
カフェであれば大体パン1個とコーヒーを注文する程度だと思うので、10EUR以内で収まると思います。
料金が10EUR以内であれば、少量のチップであっても基本切り上げて支払えば悪い気はされないので安心してください。
お釣りを貰いたいときは、キリのいい金額で提示するとスムーズに会計ができます。
例えばカフェで4.1 - 4.4EURであれば、5 - 5.5EURで支払います。
小銭がなければ、4.8EURでも5EUR札を渡す時もあります。
大事なのは、スマートに早く支払いを済ませることです。
ウェイターも忙しいのでなるべく早く会計を終わらせたいので、10%にこだわって時間をかけるとかえって相手の苛立ちになることがあるので注意しましょう。
レストランに行った場合は気持程度多めにチップを払うと、かなり喜んでくれます。
カフェとは違い、レストランでの食事は滞在時間や金額も含め多くなります。
その為先ほどの31.2EURを32EURでというとスマートではありません。
この場合は最低33 - 35 EUR程度支払うことをオススメします。
レストランでのチップというのはウェイターに対してだけでなく、料理(コック)も含めた気持ちに対するものでもあります。
そのため、ドイツではカフェよりもレストランの方がより多くのチップが支払われることが多いです。
お客さんによっては10 - 20EURもチップとして渡す方もいるくらいです。
チップは慣れてくるとパッと気づいたら大体10%くらいのチップを上げられる感覚が身についてきます。
最初は時間がかかるかもしれませんが、何事もチャレンジして身につけていくとドイツ生活も楽しくなります。
- 最初は10%は気にせずキリの良い金額で支払う
- 時間はかけずにスマートに
- 感覚が身につくまでチャレンジ
レストラン・カフェでのチップの支払い方
先ほどチップの相場や、どのくらい支払えば良いのかを紹介しました。
では実際にレストランやカフェに行った際にどうやってチップを支払うのかを紹介します。
まず、チップを支払う前に会計をお願いする必要があります。
※日本ではテーブルに呼び出しベルがありますが、ドイツにはありません。
また、呼ぶときは【すいません!:hey Hi!】などと叫ばず、目があったら静かに人差し指をあげて呼ぶのが基本です。
店員が来たらドイツ語で" Zahlen Bitte【ツァーレン ビッテ】"といいましょう。
Bar oder Karte?と質問してきます。
現金払いなら「Bar Bitte:バー ビッテ」、カード支払いなら「Karte Bitte:カーテ ビッテ」
その次に、Zusammen oder getrennt?と質問してきます。
会計が一緒なら「Zusammen」、別々の会計なら「getrennt」と伝えます。
チップを上げる際は " Stimmt so【シュティム ゾー】 "ということでこれで大丈夫(お釣りは結構です)というニュアンスになります。
カード支払いは?
ドイツではクレジットカードの支払いができないお店が多くあるので注意が必要です。
※田舎に行けば行くほど使えないことが多いです。
お店のドアにクレジットカードのシールが貼られていることが多いのでチェックしましょう。
カードでチップを支払いたいときはどうするのかですが、カードで支払うときの多くは金額が高くなるレストランが多いと思います。
カード支払いなので、お支払いの時に「Karte Bitte:カーテ ビッテ」と伝えましょう。
レシートをいただけるので、金額を確認した後、それに対して大体10%のチップを載せた金額をいいます。
この際は" Stimmt so【シュティム ゾー】 "という必要はなく、チップを乗せた金額を伝えれば相手側から「Danke schön」 と言われて会計は終わります。
ドイツ語でスマートに会計を済ませて現地の方と思わせましょう。
まとめ
今回、ドイツではどの場面でチップを払うべきなのか?一体相場はいくらくらいなのか?どうやって会計するのか(チップの渡し方)?を紹介しました。
日本ではチップ制度はないので馴染みがないので、現地で払い忘れてウェイターから嫌な顔をされたりします。
数多くの国でチップ制度があります。
海外旅行する上では各国の情報を掴んでいないと問題になったりするので、しっかりと事前に下調べしておきましょう。
この記事でドイツでスマートに会計ができるようなれば嬉しいです。
最初は慣れませんが、何度もチャレンジしていればすぐできるようになるので、ぜひ挑戦してみてください。
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