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ドイツ永住権取得希望者に必須テスト"Leben in Deutschland" とは?登録方法や当日必要なもの

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どうも中川です。

 

今回ドイツで永住権を取得するなら必須事項となる"Leben in Deutschland= LiD" と呼ばれるテストに関して紹介していきます。

このテストは語学テストとは違い、ドイツの政治や歴史に関した出題です。

通常であれば、このテストに特化した授業をVolks Hochschuleやゲーテなどで受けたのちに試験に挑みます。

 

しかし、場所と条件によってはこの授業を受けずともテストのみを受けることができます。

ドイツ人でも間違えると言われているほど簡単ではないので、テストは勉強しないと受かりません。

私たちでさえ、日本の歴史のテストをいきなり出題されて覚えている方はそうそういませんよね。

 

なお、出題されるテストの問題の範囲はすでに決められており、約300問のうちから33問がセレクトされてます。

問いの聞き方が違うだけで内容が重複している問題も多いので、かなり削れます。

 

 

ドイツで永住権に必要なことは、5年間の税金を納めているなどの他に下記2つテスト合格証明書が必要となります。

・B1テストの合格証明書

・"Leben in Deutschland= LiD" の合格証明書

 

B1テスト対策は下記ブログを参考にしてください。

自分で言うのはなんですが、かなりお得情報だと自負してます。

 

テストはどこで受けられる?登録・料金は?

テストは基本的に自分が今住んでいる州のテストを受けます。

州は全部で16州!

テストには基本問題300問+その州に関した問い10問で問題が構成されてます。

16州一覧
  • Baden-Württemberg
  • Bayern
  • Berlin
  • Brandenburg
  • Bremen
  • Hamburg
  • Hessen
  • Mecklenburg-Vorpommern
  • Niedersachsen
  • Nordrhein-Westfalen
  • Rheinland-Pfalz
  • Saarland
  • Sachsen
  • Sachsen-Anhalt
  • Schleswig-Holstein
  • Thüringen

 

この"Leben in Deutschland"のテストは通常Integrationskurs/Orientierungskursというこのテストに特化した授業を受けてから試験に挑みます。

 

この授業は大体vhs: Volkshochschuleかゲーテの語学学校で受けられます。

もちろんその他の語学学校で受けられる場所もありますがvhsで受ける方が大多数なのではと思います。

登録はメールで問い合わせるか、現地の語学学校で問い合わせて登録します。

 

私は、この準備授業を受けずにテストのみでした。

テストの登録はvhsでしてます。

※場所によっては授業を受けないとテストを受けさせてくれない場所も多いので、各地に問い合わせて確認しましょう。

テストの料金は25EURが基本的です。

 

ですが、急ぎでこのテストの合格証明書が必要だったので、ネットで授業免除で受けられる場所を探してました。

そしたらAlpha-Zentrumでvhsよりも2ヶ月早くテストができるということで、そちらも申請しました。

そこは75EURでした。

 

なので、25EURをvhsにAlpha-Zentrumに75EURを支払ってます。

二重払いになるので、もったいないですが、なる早でテストの証明が欲しかったので仕方なかったです。

注意
予約がなかなか取れないので、2・3ヶ月先は当たり前です。
テストの結果も1〜6ヶ月ほどかかります。
証明書が早く欲しい人は、空いているところがあれば、とりあえず登録しておくといいと思います。

テスト問題

このテスト問題は、4択の中から回答を1つ選びます。

 

なので、わからなくても必ず1つは適当に書いてください。

もしかしたら当てずっぽでも正解する可能性があります。

 

問題の中には読めば大体答えがわかる日常生活も問題から、ドイツの歴史や政治・地理に関した問題です。

ドイツの歴史は中高の歴史の授業をしっかりと聞いていれば、わかる問題があります。

政治に関しては答えをしっかり覚えないと厳しいです。

 

受かる方法は実に簡単です。

解いて解いて解きまくって問題を見たら答えが自動的に出てくるまでやりまくるしかないんです。

 

"Leben in Deutschland"テスト合格基準

当たり前ですが、勉強しないといい点数は取れません。

かといって、このテストの合格のハードルは厳しいのかと言えば、そんなことはないんです。

なんと約半分の15点さえ取れれば、合格はできます。

- 14点 不合格
15 -17点 ausreichend
18 - 21点 befriedigend
22 - 25点 gut
26 - 29点 sehr gut
30点 - SUPER

 

Wenn Sie Kenntnisse für die Einbürgerung nachweisen wollen, müssen Sie mindestens 17 der 33 Fragen richtig beantworten. ですが、今後ドイツの国籍を取得したい場合は17点以上を取得していると再度テストを受けなくてもいいそうです。

 

 

テスト時間と当日必要なもの

テストの所要時間は1時間(60分)あります。

しっかりと勉強していれば十分すぎる時間ですので、落ち着いて解いて2回はケアレスミスしてないか確認しましょう。

 

当日必要な事項
  • FFP2マスク
  • 身分証明書(パスポート滞在許可書)
  • Einladung/Anmeldungsbestätigung(テスト登録書)
  • コロナワクチンパス・回復者または24時間以内のテスト証明書

 

 

まとめ

ドイツで永住権を取得したいのであれば、このテストが必要となります。

テスト専用の授業(Kurs)を受けて、テストに挑むこともできますが、社会人である私たちにとって午前や午後から始まる授業に参加することはできません。

基本的にはコースを受けてからテストをしなさいと言われますが、テストのみを受けられる場所もあります。

テスト問題はネットやアプリで勉強することができるので自習できる方であれば問題なく合格はできます。

勉強せずして合格はかなり難しいのでしっかりと準備をしてテストを迎えましょう!

 

CIAO

 

 

 

 

 

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