サッカーをしている方の多くは「プロサッカー選手になること」を夢にしていますよね。
小さい頃から、毎日ボールを蹴り続け、夢に向かって走り続けているのではないでしょうか?
プロ選手になる為には、サッカーがうまいという才能だけではダメです。
メンタルコントロールと努力の大切さ、そして、それを続ける難しさがあります。
プロの表向きの世界はかっこよくて華やかに見えますが、実は裏側は苦悩と日々の努力の積み重ねです。
ぜひ、サッカー選手を目指しているサッカー少年に読んで欲しい記事となっています。
努力で成長する楽しさを感じる!
サッカーを始めた小学生の頃は、余計なプライドや恐怖心がないため、基本的サッカーが楽しいです。
楽しいと感じている間は意欲があり、吸収力が半端じゃないです。
成長とともに、自分の意見を強く持つようになり、過度な「自己主張」が成長の足かせになることもあります。
自分の意志は一本通したまま、必要なことは臨機応変にすべてを吸収するスタンスが大切です。
大概のサッカー少年は小学生にはサッカーを始める選手が多いですが、サッカー選手になる第一歩として、まずここで楽しいと感じながら、努力を続けられるかが肝心となります。
この一番成長すると言われるゴールデンエイジ時期に努力の楽しさと大事さを学ぶ必要があります。
ここでしっかりと学べば、大人になってからも楽しみながら挑戦できる人になります。
プロサッカー選手になるということ
「小学生の時って何も考えずただただ楽しかったなー。」と言うサッカー選手が多くいます。
あんなに楽しかったサッカーが、中学・高校・プロサッカー選手と年齢と経験を積むにつれ、辛くなる時が必ずきます。
もちろん各年代で、スランプや思ったような結果を得られず辛い時期を経験はすることはあります。
ですが、プロの世界はそれ以上にもっと残酷です。
プロになれば、お金をもらいファンのため、チームのため、そして今後の自分の将来のためにプレーをしなければいけない責任とプレッシャーが襲いかかります。
またプロになったけど、試合に出る機会がなく、怪我やベンチ外・ベンチ(戦力外)の日々を過ごしていると、なんのためにサッカーをしているのかわからなくなることもあります。
当時は本当に辛かったですね。
学生時代にはサッカーしていて戦力外通告=クビということはないですが、プロサッカー選手になれば、戦力外通告は日常的に行われます。
試合に出続けている選手はいいですが、現状試合にコンスタントに出られていない選手は、「いつクビを切られるか」、「来季はどうなるのか」不安な中でプレーをし続けなければいけません。
立ち止まっている時間はプロ選手にはないのです。現状を受け入れて、常に自分を信じて前を向くことが大切です。
行動できる人は全体の25%、継続できるのは5%
「これをやりたい!」と思ったらすぐ行動できますか?
これをやりたい!と思ったその直後は成功したかっこいい自分の姿を想像している為、やる気に満ち溢れています。
ですが、実際に行動にうつせる人は25%と言われています。
そして、それを継続できる人はわずか5%ほどです。
ですが、年齢を重ねてから新しいことを始めようとすると「失敗したらどうしよう・・・」といった恐怖心であったり、継続の難しさや、多くの経験から自分にはこれはできないと決めつけて可能性を自ら閉ざしてしまいがちです。
失敗を乗り越える力が大事
どんなプロ選手でも必ずミスやスランプを経験します。
失敗を経験しない選手は誰もいません。今その現状に直面している方は、あなただけではないということを知っておいてください。
こんな私であれ、何度もミスをしては「あの時違う選択をしていれば・・・」、「天狗になり伸び悩む時期」「大怪我を繰り返す」など、本当に辛かったです。
今も昔もプロ選手として活躍されている選手はみんなその失敗に向き合い、克服し乗り越えてきています。
強さと我慢強さを養え!
「サッカーさえうまければ、プロになれるでしょ!」と思われる方もいると思います。
ですが、ただサッカーがうまいという才能だけでは実はプロ選手にはなれません。
しかしながら、当たり前の基準として、世界で厳選された才能ある選手がゴロゴロいる厳しい世界で、能力値が低い選手は努力のみでプロの世界を生き抜くことが厳しいのも現実です。
プロ選手は、才能だけでなく、「強さと我慢強さ」があります。
強さと我慢強さは、継続するという才能がなければ、この能力を養うことはできないのです。
努力を継続する難しさ
「なぜ努力は難しいのか?」
それは努力をすれば必ずそれに見合った結果を期待して、努力によって自分のメンタルを保っているからです。
つまり、精神状態を常に一定に保つことが非常に難しいということです。
努力しても結果に結びつかないことが大半で、感情の起伏がメンタル面に強く影響します。
そして、そのメンタルを一定に保つ為には努力という精神安定剤で補います。
努力の見返りを強く求めている間は、以外と結果はついては来ません。いつかの為と自分の未来の為に日々努力を積み重ねていると気づいた時に不思議とレベルアップしているものです。
試合前に最高の準備をするよう心がけますが、それがしたくない時もあります。私も何度もありました。
毎日ストレッチをして、マッサージするなど選手によって様々習慣がありますが、急にめんどくさくなる瞬間がでてきます。
1日でも怠れば、自分のことを応援してくれる方を裏切る形になり、自分の積み上げてきた今までの自分を失う感覚になります。
サボらないように自分に強く、そして我慢強く続けることが難しいのです。
まとめ
- 楽しみながら、努力を続けること。すべてを吸収する柔軟さを大事に!
- プロの世界は厳しい。今いる、現状を受け入れ、常に自分を信じて前を向くことが大切!
- 差をつけるなら行動し、継続すること。それだけで全体の5%の存在に!
- ミスやスランプは誰にでもあること、それに向き合い、乗り越える
- 継続する才能がなければ、プロにはなれない! 「強さと我慢強さ」を養う
- 努力の見返りを求めている間は結果はついてこない。いつか何かしらの形で自分に返ってくる!