どうも中川です。
ライン川沿いといえば、古城ホテルを思い浮かべますが、古城ホテルを川のホテルというなら、ここは山の高級ホテルです。
この地域はワインの名産地となっており、特に白ワインが有名です。
ホテルの周りはぶどう畑で囲まれており、至る所にぶどう園(Weingut)がありました。
広大なぶどう畑に囲まれた高級ホテル ˗ˏˋ Relais & Châteaux Hotel Burg Schwarzenstein ˎˊ˗ (ルレ & シャトー ホテル ブルグ シュヴァルツェンシュタイン)に宿泊したので、ぜひ紹介させてください。
おそらく日本人が泊まったことないのでは?と思ってます。
中々高級ホテルに宿泊する機会がなかったので、宿泊前から今回めちゃくちゃ楽しみでした。
高級といっても、人それぞれの価値観がありますが、普段であれば宿泊はしないので高級ホテルと呼ばせてください笑
今回はホテルの中でも上のランクのジュニアスイートに宿泊してきたので、レビューも含めて紹介していきます。
空いてる部屋があれば他のカテゴリーも見学させていただけるはずでしたが、ハイシーズンのため、空き部屋がなく一部屋パノラマスイートのみ見学させていただきました。
場所と行き方
この写真はホテル前の葡萄畑です。
ワインの生産地で有名な地域で、広大なワイン畑にポツンとある高級ホテルです。
ホテルからぶどう畑やライン渓谷が見える最高の立地です。
Rosengasse 32, 65366 Geisenheim
ここは電車が通ってない本当に静かな場所なので、車で行くか最寄り駅からタクシーとなります。
車がなくて費用を抑えたいなら、電車で最寄り駅のGeisenheimに行き、そこからタクシーです。
Geisenheim HBFからは約3kmなので10EURしないくらいだと思います。
ホテル紹介
外観
外観はモダンでエントランスもかなりきれいでした。
ドイツのホテルって4つ星でも結構汚いところもあるので、清潔感はかなりありました。
夜のホテル正面もめちゃくちゃきれいでした。
周りがぶどう畑と自然に囲まれているため暗闇の中にライトアップしてあるとより映えます。
内観
レセプションは黒を基調としたシックな感じでした。
夜にはここに人が集まってお酒を飲みながら談話してました。
バーが併設されており、ここで注文してレセプションのソファーで飲んでました。
部屋のカテゴリーに関して
このホテルは2つに分かれています。
写真の新しいホテルとレストランに併設されたBurghotel(石畳の塔の中)に泊まれます。
このホテルは本館の真向かいにあります。
本館の方が圧倒的にキレイで施設はいいですが、ここでしか味わえないロマンティクさを求める方はBurghotel(別館)へ!
- クラシック
- デラックス
- ジュニアスイート
- ( パノラマスイート )
- ( Riesling Suit )
※カテゴリー分けはBooking.comと公式HPのから参照してますので、サイトによっては多少の違いはあります。
全カテゴリー無料のバスアメニティ付/ドライヤー/バスタオル/ミニバー/エアコン&暖房
- Comfort
- Superior
- Turmzimmer
- Turmsuite
今回宿泊したジュニアスイート
○広さは約35m2
ジュニアスイートはクラシック(28m2)やデラックス(30m2)と比べ比較的広いです。
下のカテゴリーでも一部バルコニー付きです。
また、デラックスから高級アメニティーがつきますが、コーヒーマシーンはないです。
- 高級アメニティー
- バルコニー付き
- バスタブ付き
- コーヒーマシーン付き
奇跡的に泊まりたかった公式HPに載ってるお部屋に宿泊できました!!!
ベッドルールはこんな感じ!
ふかふかで包み込まれました。
バルコニーに繋がるソファーでくつろげる場所!
ここからか、バスルームからバルコニーに行けます。
❮ バルコニー付き ❯
夏のいい天気のだったので、コーヒーをバルコニーでゆっくり飲めたのはいい休息になりました。
ホテルのバルコニーはほんといいですよね!
おすすめ
ジュニアスイートの中でもバルコニーが付いていない部屋もあるので
バルコニー希望の場合は事前にホテルへリクエストを伝えた方がいいです。
バルコニーが付いている部屋はホテルの裏側が多いです。
ホテル正面の古城風のレストランなどの景観が欲しい場合はバルコニーなしの場合が多いです。
❮ バスタブ付き ❯
ジュニアスイートには全室バスタブが付いてます。
このバスタブがすごくて、ボタン一つでジャグジーになったり、バスタブの中が光ったりして、めちゃくちゃおしゃれでした。
バスタブ横に置いてるエルメスの泡風呂になるやつは匂いも最高でした。
泡風呂なんていつぶりに入っただろう・・・笑
ちなみにですが、この横がガラスを挟んでソファーです。
なのでお風呂からベッドが丸見え状態です。
さすが海外のホテルっぽい!
気になる方はカーテンがあるのでボタンひとつで見えなくなります。
POINT
アメニティーがなんと全部エルメス
高級アメニティーと書いてあったので、何かなと思っていたらエルメスだったら驚き・・・
【 ホテルの予約はこちらから 】
パノラマスイート
パノラマスイートは宿泊してませんが、部屋を見せてもらいました。
○広さは約45m2
パノラマということでお部屋の全体が窓になっていて外はぐるーと広いテラスになってます。
一階だったので、窓閉めないと丸見えです。
実はこの開放感が人気なのかもしれません。
レストラン
ホテルに併設されているレストランは2つあります。
※もともと3つありましたが1つは閉業になってます。
- MÜLLERS auf der Burg by Nelson Müller
- Burgrestaurant
Restaurant Schwarzenstein Nils Henkel(閉業)
MÜLLERS auf der Burg by Nelson Müller
ジャンルは高級フレンチ&ドイツ料理
ドイツで超有名なテレビクッキングの料理人Nelson Müllerが手がけるレストランになってます。
Burgrestaurant
天気が良さそうだったので、テラス席を予約しました。
テラス的は人気なので、早めに連絡を入れて予約をしておくことをお勧めします。
テラス席からは広がるぶどう畑が一望できます。
料理は1品から選べましたが、せっかくなので勧められたコース料理にすることにしました。
コースメニューは時期によって変わります。
ヴィーガン用のメニューも用意されてます。
各コースは2種類ずつ。
- 3メニュー (スープなし)70EUR
- 4メニュー88EUR
ヴィーガン用
- 3メニュー (スープなし)68EUR
- 4メニュー82EUR
※2021年は10ユーロほど安かったですが、今は値上がりしてました。
ちなみに4メニューのコースを注文しました。
ワインの種類も豊富で、ウェイターの方に好みを言えば、それにあったワインを勧めてくれます。
全員がワインに詳しくて、丁寧に説明してくれました。
最初は1杯のワインから
前菜はサーモンのカルパッチョ
この前菜が正直一番美味しかった笑!
スープは3コースにはつきません。
コンソメスープでした。
メインの前にサラダが来ました。
メインに東プロイセンの名物料理のKönigsberger Klopse(ケーニヒスベルガー・クロプセ)
肉団子にホワイトソースをかけたものです。ジャガイモとの相性が最高です。
ただこのジャガイモがピュレ(マッシュポテト)だったらもっと良かったのになと思いました。
デザートはクリームブリュレ
クリームブリュレは最後の締めにはちょうど良かったです。
コースメニューはメニューの中にある料理からチョイスされてます。
コースにしたから安いというわけではなく、料金的にも特別お得感はないので、わざわざコースで頼む必要はないかなと思いました。
雰囲気代を含めれば・・・ですが
スープなしの3コースでも個人的には良かったかなと思ってます。
選ぶ手間が省けるので、簡単で楽ですが、
コースでしか食べられない料理であればいいですがメニューから出てくるので食べたいものを自分でセレクトした方がいいと私は思います。
ただ雰囲気も料理もワインも本当に美味しかったので、大満足でした。
ただ隣のテーブルのお客様がステーキを食べてて、メインにステーキが食べたかった・・・・。
まとめ
普段はコスパ重視でホテルを選んでいますが、たまに俗に言ういいホテルに泊まると違いを感じることができます。
スタンダードなホテルとの大きな違いは、「サービスの違い」や「部屋の設備や清潔感」だと思います。
一流のサービスを知り、お金持ちの空間を味わうことで運気が上がると聞いたことがあります。
何事も経験値が大事ですね。
ちょっとスピリチュアルな感じですが、これは結構当たってる気がします。
一度高級なホテルに泊まるとずっと泊まりたくなるとよく聞きますが、その気持ちが分かった気がします。
ホテルに宿泊だけでなく、レストランにご飯を食べに行くだけでもかなり楽しめると思います。
ワインの名産地なのでワインも美味しく、ドイツ料理も楽しめるのでたまには贅沢をと考えている方であればお勧めします。
CIAO