どうも中川です。
- ドイツの写真はInstagram @yuki19940120
- ドイツ情報や中川のつぶやきはTwitter @YKN0621
- 中川の自己紹介はこちらへ
18歳でドイツに飛び出てきたので、日本での就職活動の経験はないです。
ですが、ネットの記事や友人の話を聞くと、日本では就職先を選ぶとき
【第一優先は大手企業に入ること】だと思います。
ですが、ドイツではまず、職種を優先してから会社を選びます。
私もドイツに来るまでは、とりあえず大手企業に入ればいいと思ってました。
日本では大手企業に入ることがステータスになるからです。
両親からは立命館の法学部入ったのに(サッカーでドイツ来たので中退しましたwww)、、、
なんでこの職業と言われる時期もありましたが、
自慢の息子になれるよう頑張りますよ!と心に誓ってます。
大学行ってたらまた違った人生だったかもしれませんけど。
さておき、日本で就職するには企業側も【どこの大学出身】に重きを置き、
学歴フィルターをかけると聞きます。
ドイツではなんの大学出身であったのかではなく、
どんな勉強をしてきて、どんな資格を持っているのかに重点を置いていると感じます。
転職サイトで検索する際も、どの職業を選びますかが最初に来ます。
企業側の求める人材も、こういう方を探してますという項目には
どの分野の研究、勉強やその分野の実経験がありますかと書かれてます。
このことからも、会社も大学名ではなく、実際に使える人材を選んでいるのだなと思います。
入社した後もProbezeit【プローベツァイト】と呼ばれる試用期間があります。
企業によりますが、だいたい半年から1年間ぐらいですかね。
この期間は企業は自由に首切りができるので、
実際に働いて必要でなければ、普通に首切られます。
日本ですぐ解雇されることはめったにないかと思いますが、ドイツでは意外とあったりします。
ステップアップするなら転職を選ぶ
もちろんドイツでも1社で定年まで勤めあげる方もいます。
ですが、多くのドイツ人は転職を当たり前にしてます。
日本ではかつて転職へのイメージはよくなかったのですが、今では転職は当たり前の時代になってきていると感じます。
転職のニーズが増加してきたので、多くの転職会社が設立されてますよね。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
私のドイツのサッカーの戦友も現在、転職をメインとした会社(HRテクノジーズ株式会社)を設立しました。
会社の代表として活躍してます。
転職が当たり前になった今の時代だからこそ、
時代に合った人財業界の新しい仕組みを提供したい。
事業者ファーストになってしまっている現状を
変えて、求職者ファーストなサービスを提供を目的とした仕組みを作り上げてます。
"バクテン" "ソクテン"という名前から興味を持ちそうなサービスがあります。
コロナ禍で厳しい時だからこそのこういった転職サイトは助かります。
ぜひ興味のある方がこちらを覗いてみてください。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ドイツではむしろ転職しない方の方が少ないんじゃないかなと思うくらいです。
私の知っている周りの友人(日本人もドイツ人も)は1回は転職経験あると思います。
いや、転職を考えた方は間違いなく全員かと笑。
実を言うとドイツでは会社で給料交渉ができるのですが、自分の立場などを考慮すると自分から積極的に交渉することは大抵の会社員は難しいです。
私は言えませんでした・・・
そのため、ステップアップするにはやはり転職を選択します。
現在働いている会社のノウハウや経験を次の会社で活用していくことで、
給料アップとより働きやすい環境を探します。
自分を活かせる職種を選ぶ
ドイツ人はこの会社に入りたいと希望するより
自分の能力や学部や専門で勉強したことを活かせる職業につきます。
自分はこの分野に強いからこれを活かせる仕事に就きたいと考えてます。
それが中小やベンチャーであっても構わないといった感じです。
大手だからと言って給料待遇が良いというわけではないので、
私の経験上多くのドイツ人は会社名に重点を置いていなくて、
まずは自分のやりたい職種やポストに就くことを優先しています。
私もそうですが、アスリートとして長い期間(学生時代・そしてプロ生活)を過ごしてきました。
アスリートから社会人への道のりは簡単ではありませんでした。
アスリートや体育会出身者に特化した転職サービスになっています。
- スポーツ業界の転職案件数No1
- 元アスリート・体育会人材支援数No1
職種よりもライフスタイルが大事
先ほど会社名よりも職種が大事と言いましたが、
一番大事にしているのはやはり、自分のライフスタイルです。
家族を犠牲にしてまで、厳しい場所に身を置こうとはしないイメージです。
残業はしませんし、サッカーしたいが為に、それを優先できる会社にいったり、
勤務時間を変えたり基本的に自分と家族が優先です。
こればかりは人によりけりですが、一般的に土日や営業時間後にメールしても返信はきません。
例えば、イースターなど長期の休みが入る場合は、
休暇中なので対応は休暇後だと自動メールが返ってくることもしばしば。
休日は家族や友人と過ごす時間なので、仕事は勤務時間外はしませんといったスタンスです。
日本では休日返上で働く方が多いと思います。
お客様とのレスポンスは大事なので。
もし、ドイツで働くのであれば、寛大な心で回答を待つしかありません。
せかせか回答を催促しても相手から敬遠されるだけなので、程よくプッシュしましょう。
ドイツは10歳で進路を決めさせられる
ドイツでは10歳の段階で、進路を決めなければいけません。
この仕組み関しては、実際に子供ができて、その時になったらまた記事にしようと思います。
その方がリアルが増すと思うので。
今回は一般的に言われている内容のみさらっているので、間違っていたりしたら教えてください。
実際にこの立場経験したよ!や
これについてブログ書いてます!
ということであれば、ご連絡ください。
もしよろしければ、この記事にリンク貼るので紹介させてください。
ドイツの教育制度は、
多くの小学生は6歳で入学して10歳までの4年間を基礎学校と呼ばれる
”Grundschule(グルンドシューレ)”に通います。
そして10歳のときに、将来の道を自分で選択する必要があります。
① Gymnasium(大学入学を目指すコース)
② Realschule(専門職を目指すコース)
③ Hauptschule(就職を目指すコース)
この時期に親御さんはどのコースにするかかなり迷うと聞きます。
簡単にいうと大学に行き研究者の道や一般職系に行くか、
専門に行って土木や工場勤務などのHandwerkと呼ばれる手に職を身に付けるかです。
将来の進路がここでほとんど決まってしまう重要な決断を
わずか10歳でしなければいけないのは酷ですよね。
大手企業だから待遇がいいわけではない
大手企業だからといって決して必ず好待遇というわけではありません。
入社すればずっと安泰ということではなく、
会社として必要となければ解雇されますし、必ず昇給があるわけではありません。
給料や待遇も案外、中小企業やローカルの方が良かったりすることが多いです。
日本のように年齢や勤務期間で昇給がある企業は少なく、
ドイツでは自分にはこれだけの実績があるのだから給料をあげて欲しいと自ら提示するのが基本的です。
企業面接でも、どれくらい給料が欲しいのかを自ら面接官に提示します。
自分にはこれくらいの実績があって能力があるので、これくらい欲しいですと直談判します。
日本ではありえないですが、ドイツでは普通です。
私は実際に何社かドイツの企業の面接をしたのですが、(大手ではなく、ローカル企業)
初めてドイツの企業での面接で、え、こんな感じなのwww?!と
衝撃すぎたので、次回機会があれば記事にしようかと思います。
まとめ
ドイツでは働きにくいと感じたり、給料体制がよくないと思えば、すぐ転職を考えます。
転職はごく普通に行われていて、多くの方は働きながら転職サイトに登録しているほどです。
日本でも近年は転職がしやすい時代に入ってきています。
現状で我慢するのではなく、一歩踏み出し、
自分の働きやすい環境に転職も視野に入れて行動してみましょう。
実際に私自身こちらのサイトから応募したりしてました。
ドイツで就職やミニジョブを探すなら下記サイトがあります。
【ドイツの企業を探すなら】
【ドイツの日系企業を探すなら】
ぜひ参考にしてみてください。
CIAO