ドイツでサッカー選手として過ごして、ドイツでは日本とは違った習慣や考え方があることに気づき、
いきなりカルチャーショックを受けました。
日本では当たり前のことでも実はドイツでは受け入れてもらえないこともあるので、注意が必要です。
ここで取り上げるのは【自主練】に関してです。
日本では練習前・練習後に自主練をし、オフの日にはコソ練をしている選手が多くいます。
私も日本でサッカーしていた時は、積極的に自主練をしていた一人です。
それは、小さい頃から「周りの選手より上手くなる為には誰よりも早く来て、遅く帰ることだ」と教えられてきて、それが当たり前のことだと思っていたからです。
また、【誰よりも練習しているんだ!】という自信にもつながり、
そして、【誰よりも練習して努力している】と監督へのアピールをする為です。
ですが、実は監督が評価する点は少し違っていて、日本では練習後の取り組み(自主練)も高く評価しますが、ドイツでは練習中のプレーを高く評価します。
そして、ドイツでは練習後に自主練をすることは監督に対して「その日の練習内容に不満があったのか」、または「練習を手を抜いていた」のかなどマイナスのイメージを持たれます。
今回、ドイツでいう5部以上の選手で練習が週に5回以上ある場合に置いて書いてます。
リーグカテゴリーによっては週に2-3回しか練習がないチームがあります。
その場合はOFFの時間に自主練を積極にしましょう。
ドイツ人は自主練をしない
私はドイツに来て練習を参加してまず感じたことは
「誰も自主練をしない・・・」
練習後、さっと切り上げて自主練をしている選手はいませんでした。
私が自主練をしようとすると、【練習のやりすぎだからもうやめろ!】と監督から怒られます。
たまに【5分だけ!】【ほんのちょっと】と監督から言われることはありますが、基本的には禁止です。
これはアマチュアリーグだけでなく、ブンデスリーガーでも練習後は日本のような激しいシュート練や筋トレなどの自主練はしません。
仮にするのであれば、軽いジョギングでクールダウンかストレッチなどのリカバリーがメインです。
練習後に自主練をするのは、ただ自分は周りの選手より努力していると思い込みたい「心理的な」自己暗示のために行っている部分もあります。
自主練は高い集中力で行うことが非常に難しく、だらだらとやりがちで効率も悪く、
さらに練習後だと過剰な負担になるため、結果的に怪我を誘発しやすいです。
ほとんどの監督は練習をフルパワーでし、集中力を最大限練習に注ぎ込めば自主練など必要ないと思っています。
ONとOFFの切り替えを大事にする
結論から言うと、ドイツ人は「ONとOFFの切り替えがうまい」
OFFの日は本当に何もしない選手がほとんどです。(まれに筋トレしたりするストイックな選手もいる)
ほとんどの選手は家族や彼女、友人とゆったりとスローライフを楽しんでいます。
休む時に、しっかりと休むことで、フレッシュな気持ちで練習来れて、
練習時間を通してぐっと高い集中力で取り組むことができるんだと思います。
まとめ
日本では当たり前のことでも実はドイツではタブーなこともあります。
今回は自主練に関して取り上げましたが、私が知らないタブーも存在するかもしれません。
確かに自主練をしたい気持ちはわかりますが、練習後は基本的にしない方がいいです。
するのであれば疲労感をしっかり考えながら、OFFの日をうまく活用しましょう。
今回5部以上(週5-6日練習がある場合)において書きました。
もちろん、アマチュアリーグでカテゴリーによっては練習の日が本当に少ない(週1-3日)チームもあります。
その場合はOFFを積極的に有効活用しましょう。
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