10月中に渡航が可能な留学生を最大2名募集しております。
地域は日本人の少ないハノーファー界隈となります。
現地のエージェントと協力し、レベルに合わせて幅広くチームとコンタクトが可能です。
日本人が少ないということで、ハングリーさがより必要になりますが、追い込まれてこそ人は成長します。
留学生の中で上まで登り詰めた選手は少なからず、日本人コミュニティーに浸からず、孤独で自分と戦い続けてきた選手です。
チャンスは常に行動し続けた人にしか、手に入れることはできない!
ここのホームチームはブンデスリーグ2部のハノーファー96で室屋選手が在籍。
セカンドにも松田選手が加入してます。
年間コーディネーター費用は3500ユーロ〜
半シーズンは2000ユーロ〜
気兼ねなくご相談ください。
どうも中川です。
「実際、支払った留学費は何に使われているの?」
「留学費はなぜ高額なのか」
という部分はお金を出す側としては一番気になるところですよね。
今回この疑問にお答えしたいと思います。
なぜ知っているのかというと私自身も留学経験者であり、また実際に留学会社斡旋のお仕事に関わっていたので
内容は少しは信用していただけるかと思います。
ドイツサッカー留学費 どれくらいかかるの?
各エージェントの出しているコース(留学期間)によって料金は異なりますが
長くなれば、平均するとお得になるように設定されてます。
コースは大きく3つに分かれます。
- 短期1ヶ月コース
- 長期1年コース
- 2週間超短期コース(夏休み利用)
短期1ヶ月コース/2週間超短期コース
高校・大学の春休み、又は夏休み期間を利用して来られる場合が多いです。
日本では学業優先ですので、なかなか授業がある中では長期間は来にくいのが現状なので
短い期間で海外を経験する上ではかなりいいです。
短期留学生のメリット・デミリットまとめてみました。
メリット
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デミリット
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一番気になるのは、思ったより練習参加できないことなのではないでしょうか?
料金も安く、短期コースでもいろいろ練習参加できると思って申し込む方が多いですが
実は1ヶ月とかなり短いので、がっつりといろいろなチームに練習参加に行くことは正直のところ非常に難しいです。
これはなぜなのか詳しく説明していきます。
だいたいの選手がレベルに合わせて11部〜6部のどこかのチームの練習参加になります。
また、5部以下は完全アマチュアのリーグのため、練習自体少ないです。
6部〜8部は週に2回から3回、それ以下は週に1回のチームも多くあります。
どのチームも練習の曜日は被ることが多いので、必然的に練習参加できる日が少なくなるということです。
1ヶ月コース希望の選手は、毎日がっつり練習参加があると思って来てしまうと想像と違うと感じてしまう一番問題になってしまうところです。
これをカバーするため、現地コーディネーターは空いた時間で留学生を集めて個別練習をしたり、人数が多くいれば短期留学生と長期留学生とでゲームをして試合感覚をつかませます。
すでにドイツサッカーに触れている選手とプレーすることで、今の自分の力試しをする上でもいい機会です。
《料金》
1ヶ月コースの相場は約2300ユーロ弱〜です。
(だいたい25万〜35万ほど想定しましょう)
この多くの金額は現地サポート費用やチーム紹介料・現地の生活で必要なサポート費用となります。
- 留学費に含まれるもの -
- 空港送迎
- 現地のサポート費
- チーム紹介料
- 家の紹介や怪我などのサポート
会社によっては持ち家があり家賃分も料金に乗せて提示している可能性があります。
逆に安いからと言って内容を確認せず、契約して家賃は別だったという可能性もあります。
事前に確認しましょう。
- 留学費に含まれないもの-
- 飛行機代
- 宿泊費用(場合によって)
- 現地の食費代
- 現地の交通費代
- その他、個人で必要なもの
戦争の影響もあり、オールシーズンで飛行機の金額が以前と比べかなり高騰してます。
現地での1ヶ月の食費代は外食込みで約400-500ユーロ程度と想定しておきましょう。
現地の交通費は、1ヶ月90ユーロ前後(これは地域によって差があり)です。
その他は個人で必要な分(お土産や観光費)を持ってくる感じでいいと思います。
概算目安は下記です。
個人負担費用 | 料金(ユーロ) |
飛行機 | (戦争の影響で高騰) |
食費 | 400ユーロ |
交通費(定期) | 90ユーロ |
観光費 | 150ユーロ |
合計(目安) | 640ユーロ〜+飛行機 |
長期1年コース
1年コースになるとやはり金額は跳ね上がります。
バイトして貯められる短期コースの金額ではないので、やはり両親の助けが必要となります。
《料金》
1年コースの相場は約24000ユーロ弱〜です。
(だいたい250万〜350万ほど想定しましょう)
- 留学費に含まれるもの -
- 空港送迎
- 現地のサポート費 ※ただし遠方の練習参加の場合は宿泊費、交通費は自己負担の場合あり
- チーム紹介料
- ビザのサポート費
- 宿泊代(場合によってはついてない)
- 留学費に含まれないもの-
- 飛行機代
- 現地の食費代
- 現地の交通費代
- 現地の携帯料金
- 語学学校代
- 保険
- その他、個人で必要なもの
長期でサッカー留学をしたことで得たメリット
- ディフェンス力
→ 足だけでなく、体で止めに行く(ガッツリ削りに行きがちの激しさ)
- 得点力
- → 下から這い上がるには結果が全てなので、本能的にゴールを目指す体質になる
- 体重の変化
→ ドイツ人は体が大きいので、当たり負けしないように自然と身体がゴツくなる
- コミュニケーション能力があがる
→日本では物静かな性格でも、海外に出ると殻が破けるのか、しっかり見方に意思を伝えることができるようになる
費用を抑える方法を紹介
長い期間、留学生活すると支払った高額な料金に対してサービスが見合ってないということで不満を持つ選手も少なくありません。
実は留学費を安くする方法があります。
結論から言うと。
「まず、留学費はエージェントと交渉するべし」
大体の留学会社が1ヶ月・1年いくらときっちりした金額は出していません。
HPに確定の料金を記載していないのは、優秀な選手であれば割引があるということです。
もちろん基本のベース料金は変わりませんが、選手が優秀であればあるほど限界まで安くなることがあります。
例えば、サポート費は無料の代わりに、結果を出して名前が売れたときは会社で契約選手としてHP掲載やその他メディアに出る場合は会社名を売り出してもらうなどの契約を結びます。
中にはドイツ語ができて、現地サポート不要でチームのお願いのみをする選手も実際にいました。
こういう選手はかなり安くすみます。
ですが、こういう選手は現地で困らない程度の語学とパッと動ける行動力がある方です。
自分が優秀な選手の場合
日本でしっかりとした経歴がある場合は、交渉の余地はかなりあると思います。
例えばですが、日本代表歴、県選抜、Jの株組織、又は選手権上位でスタメンでしたなど。
留学会社も商売ですので、プロモーションのため
ドイツで結果を出せるいい選手が来てくれるということは非常に大事なことです。
そこをついた交渉です。
これはドイツに限らず、世界各国のエージェントであれば可能性はあると思います。
自分には自慢な経歴がないよという方
概算見積もりは全て会社に任せた場合の料金です。
短期コースではコストカットは難しいかもしれませんが
2-3年と長い期間でドイツ滞在を考えているのであれば、後々交渉の余地はあります。
その場合はやはり語学と行動力が必須となります。
家探しにしろビザの申請にしろ自分でしなければいけないので語学ができないと話にならないですよね。
自分が頑張ればできることは
例えば、チームのお世話のみしてもらって、家やビザのサポート、送迎は不要とするやり方です。
これができれば、かなり費用は抑えられるかと思います。
または大手エージェント会社ではなく、個人経営されている方にお願いするなどがあります。
個人でされている分料金は安くなりますが、その方にコネがなければうまくいかない問題も出てきますが。
留学会社主催の大会でスカウトされる
留学会社主催の大会でスカウトされ、特待生として海外へ行くパターンです。
これに選ばれると特典として、サポート費がなし、航空券免除など...など色々あります。
たまに主催されているので、いろいろなサイトを要チェックです。
《コストカットできるもの》
1 家賃
留学会社も商売のため、通常の家賃より少し多めにもらう必要があります。
これは商売の世界なので、正直割り引くことはできません。
ではどうすればコストカットできるのかというと、
「自分で家を探すこと」です。
よく留学生の話で必ずと言っていいほど、家問題が出てきます。
大勢の人が共有で利用するため、「汚い」「誰々が掃除しない」「寮のルールを守らない」など不満だらけです。
ドイツでは部屋を借りるには2つの種類があります。
- ワンルーム
- WG(シェアルーム)
ワンルームはそのままで完全に一人部屋ですが、その分料金も上がります。
ちなみにワンルームだと、安くても500-600EUR以上〜となります。
WGは部屋自体は一人ですが、共有スペース(トイレ, キッチン, リビング)は一緒に利用しなければいけません。
その代わり、WGの方が家賃は安価になる場合が多いです。
WGだとだいたい400EUR前後が妥当かと思います。
都市では賃貸の料金が高騰しているので、WGであっても高いです。
自分で探したい人はこちらのサイトから探せます。
あとは結果を出しチームから家を提供されることです。
契約の内容によっては家賃手当や、家を提供してくれるチームもあります。
これができれば一番いいですが、そのためにはかなりの結果を現地で出すしかありません。
2 空港送迎
1年目は空港から家までは道がわからないので、しょうがないですが。
2年目以降はわざわざ迎えがなくとも自分で行き帰りいけますよね。ここはカットできます。
3 語学学校代
語学学校は通常、月300〜450ユーロほどします。
入学サポート費が発生します。これも削減できます。
サッカーする上で、語学が必要ですが必ずしも学校に行く必要はありません。
※ただ、語学ができないと上のチームに行く可能性がぐっと狭まるので注意です。
実際に私は語学学校に通わずともチームメイトと独学でコミュニケーションがとることができてました。
語学学校に通う生徒はあなたと同じ外国人でネイティヴではありません。
一番はお金のかからない学び方は、独学しチームメイトと遊ぶことです。
4 航空券
ここの部分かなりコストカットできます。
手間がかかるからなんでもエージェント会社に任せてませんか?
確かに時間も省けますが、その分無駄にお金が発生していることを知っておきましょう。
航空券を留学会社から手配する場合、旅行会社に委託をすることもあり、その際手数料が発生し、通常の料金よりさらに高くなります。
個人でネットで格安航空チケットを取れば、その分安くなります。
人に任せれば簡単ですが、当たり前に料金が高くなることを念頭におきましょう。
自分でできることは積極的に自分で行うことで、安く留学することが可能です。
おすすめは格安航空券を購入できるエクスペディアとSkyscannerです。
検索はこちらからできます。
まとめ
留学費は高額なため、大きな決断になります。
親としてはお金をかけた分、子供にはより「大きな収穫を得て欲しい」、「成長して欲しい」という強い気持ちを込めて海外に送り出します。
しかしながら、多くの留学生は自分の貯めたお金で来ていない分、現地での過ごし方に疑問を感じることも多いです。(ありがたみがない)
自分のためにサッカーするのはもちろんですが、親の期待に答えることも1つの義務であることを忘れてはいけません。
ドイツ留学にくる前に、一度、現地での過ごし方なども含め、留学を通して何を得られるのかしっかりと考えておくと、実際に現地に来てから目的を忘れることはありません。
海外には多くの可能性が秘められています。
日本でプロになることだけが、サッカー人生ではありません。自分の可能性を信じて海外に出よう!
CIAO