日本からドイツに来て、多くの方が飲食店でのバイトや仕事を経験してます。
ドイツの飲食店で働く為には、必ずGesundheitsbelehrungをGesundheitsamt(保健所)で取得しなければ、働くことができません。
今回、実際に私も2020年10月に取得してきたので、今後ドイツの飲食店で働きたい方の為にこれを記事にすることにしました。
最新のものとなっているので、信頼度は高いと思います。
ドイツの飲食店(日本食も含め)で働きたい方はぜひ一度目を通してみてください。
Gesundheitsbelehrung取得までの流れ
1Gesundheitsamtに講習参加の予約を取り付ける
まず最初に、
近くにあるGesundheitsamtに連絡をし、取得の為の講習参加の予約をしなければいけません。
もし、急ぎで近くのGesundheitsamtの講習の予約が取れない場合は、他の街に問い合わせても大丈夫です。
予約の取り方は、直接行って予約を取り付けるか、電話またはメールでできます。
予約が取れれば、後はその日を待つのみです。
※現在、コロナの為予約は電話またはメールのみとなります。
保健所を探す方法はグーグルで検索Gesundheitsamt+地域名
大事な単語は「Gesundheitsbelehrung」または「Gesundheitszeugnis」です。
【予約を取る際の例文】
Ich brauche eine Gesundheitsbelehrung, um in der Gastronomie zu arbeiten, daher möchte ich einen Termin haben.
Wann ist die nächste Möglichkeit, um einen Termin zu kriegen?
この文言を言えば、大丈夫です!
電話をいろいろな街にかけまくってようやくアポが取れました。
2当日の持ち物
当日の持ち物はこの3つのみで、特に特別なものは必要ありません。
- 身分証明書(パスポート)
- マスク
- ボールペン
3当日の流れ
当日はGesundheitsamtの受付に係員がいるので、そこで名前を伝えます。
その後、係員が講習会の教室に連れて行ってくれます。
机に番号が書かれているので、番号順に座っていきます。
教室の様子はこんな感じです。
【参加者内訳(年齢は独自予想)】
男性が3名(私も含め):10代 2名と20代 1名(自分)
女性が7名 :10代 2名と30-40代 5名
まず、はじめに机の上の書類にサインします。
これは注意事項とコロナに関する書面に対しての同意サインです。
書き方はこんな感じです。
▪️Vorname:名前
▪️Geburtstag:誕生日(DD/MM/JJ) ※日,月,年の順番
▪️Aktuelle Anschrift:現住所を記入
▪️GEZIELTE BEFRAGUNGは体調に関する質問なので、何にもなければ、全部「NEIN」にチェックでOKです。
▪️注意事項に関するものとコロナに関することの同意なので、そのまま日付とサインで終わりです。
4講習会はビデオ鑑賞のみ
講習会はなんと「ドイツ語のビデオを見るだけ笑」
時間は15分ほどで終わります。
内容は大まかに、
体調が悪い時は働かない、もし体調が悪くなったら、医者か保健所で診てもらう。(勤務中でも途中でやめる)
金属製のものはテープで止める(鼻ピンなど)、トイレやゴミ捨てなど行った場合は、必ず手洗いする。
手洗いはしっかりするなどの基本当たり前の内容です。
言葉が理解できなくても、動画を見ればだいたいのことは理解できると思います。
5資格の取得 【即日受け取り】
ビデオ鑑賞が終わると、一人一人順番に別室に行きます。
今回初めてだったので、この後面談かビデオの内容を確認する小テストでもあるのかなと内心ドキドキしてました。
自分は9番目で呼ばれて行くと、身分証明書の確認と資格の書面にサインだけでした笑
【料金】30EUR
※コロナの為、請求書が後日送られ、銀行振込みのみです。
→ 通常は現金またはECカードで支払い可能です。
【会話の一部はこんな感じです。】
まとめ
留学生や、海外で働きたい方の中で飲食業界を選択する方は多くいます。
本当はダメですが、場所によってはなくても一旦働かせてくれるところもあります。
その後、取得するよう言われますが。
取得は実に簡単で、これさえあれば、ドイツ全土どこの地域であっても適応されます。
- ドイツの飲食店で働くなら、必ず必要な資格
- Gesundheitsamtに連絡し、講習参加の予約を取る
- 講習は15分のビデオ鑑賞で、その後テストなし
- 即日受け取り
- 料金は30EUR
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